2冊のガイドブックとカリ・チョデ

 あっという間にもう3月。日本もそろそろ春の気配が訪れはじめている頃だろうか。
 先月、最終原稿完成のためにスラバヤを訪れ、ジョグジャに戻ってすべてを編集し終わり、ようやく印刷に回すことができた。フルカラー70ページの豪華ガイドブックが3月中旬には完成する。きっと担当したスラバヤ市観光局のユサクおじさん感動するだろうなぁ・・・

srby.jpg

 何を思って「スパークリング・スラバヤ」というのか知らんが、このハジける感じに合った写真がスラバヤの夜景だったので、これをカバーにすることにした。

 内容はスラバヤへのアクセスにはじまり、歴史、文化、自然、考古遺跡、ショッピング、食事、ホテルなどのコンテンツに分けた。思い切り私の好みがページ割りに現れていて、食事のページが多い、多い・・・。

buku.jpg

 今回はこの原稿と一緒に、もともと私が数年来つくっているジョグジャの日本語ガイドブック『JOGJA SURFING』の3~4月号も仕上げた。これは2年前からジョジャカルタ市観光局公認となり、印刷費もジョグジャから出て、インドネシア国内にある15の日本人会や日本企業への配布もジョグジャ政府もちで計らってくれていたのに、今年からは予算ゼロ。国交樹立50周年で秋篠宮殿下まで訪問しているっていう記念すべき年に、なんで予算がない?!
 確かにもとはといえば、私が自腹で刊行していたものを、ジョグジャが認めてサポートしてくれてたわけで、振り出しに戻ったといえばそうなんだけれど、私も昔のように若くない。予算がないならもうやめればいいや・・・と思っていたときに、国際交流基金主催の友好年記念事業、ジャパニーズ・アーティスト・ミート・インドネシア『KITA!!』展に関わることになった。そしてディレクターである東京本部のFさんから、この展覧会をどうやってジョグジャでPRしていったらいいのか相談を受けたのだった。

kita.jpg

 そこで今回、『KITA!!』展のPRを掲載する、つまりジョグジャ・サーフィン側からすれば広告掲載料が入ることにより、3~4月号発行が実現した。こっちはあさってには刷り上ってくるんだった。
 日本でジョグジャ・サーフィン希望の方は、五反田の在日インドネシア大使館でどうぞ。

code.jpg

 昨日はカリ・チョデを回ってきた。「カリ」はインドネシア語の川。つまりチョデ川。
 上述の『KITA!!』展には日本人アーティスト20組57名が参加する。数組は展覧会開催の1ヶ月前にジョグジャに入り、現地制作をすることになっている。中の一組が淀川テクニック。男性二人組のユニットで、川のゴミを集めて巨大オブジェを作ったりしている。2年前の釜山ビエンナーレで彼らの作品を生で見て、ゴミがここまでのものになるのかと感動したことを覚えている。
 そんな彼らが、ジョグジャの川でも制作することになったのだ。ユニットの一人柴田君はすでに一度ジョグジャに視察に来ている。そのときに紹介したチョデ川上流に、彼の気に入る場所があったのだけれど、今度彼が制作のためにやってくる前に、もっといい場所があるかも・・・と思って、チョデ川の下流を探索してみた。

codebawah.jpg

 結構あるある。
 彼らのプランの詳細を知らないので、どの場所が最適なのか、私にはわからないけれど、単純に川を含むその場所の空気として、気持ちのイイ場所があった。
 にしても、この雨季、本当にいつ降り出すかわからないから困る。チョデ川の下流で2ポイント見つけて撮影していたら、2ポイント目でいきなりの雨。やむをえず撮影を中止して帰宅した。

 昔はもっと雨季は雨季、乾季は乾季ってはっきりしてたような・・・。これも温暖化なのか・・・