以前このブログで報告したスラバヤ市の日本語ガイドブックがようやく完成した。17年インドネシアに暮らしていながら、スラバヤという第2の都会とはまったく縁がなかった。過去にスラバヤへ寄ったといえばバリ時代、ジャカルタやバンドンへ飛行機で向かう際のトランジット先として、空港に降りたことがあっただけ。
だからスラバヤ市長と観光局長から日本語ガイドブック作成の依頼が来て、今年5月に初めてちゃんとスラバヤの地に足を踏み入れたのだった。大名旅行1週間と、その後8月頭に原稿関係のために3日間をスラバヤで過ごし、完成したのが今回の『スパークリング・スラバヤ』。最初は地味に中身は16ページ白黒、表紙はアンティークに30年代のスラバヤ市内の写真を使用、2000部を印刷した。
今回創刊までに尽力したのがスラバヤ観光局長であり、また市内の4つ星ホテル、スラバヤプラザ・ホテルのゼネラル・マネージャーでもあるユサクおじさん。彼の骨折りで、私の飛行機チケットも用意してくれ、今回の創刊記念パーティに出席することとなった。
会場はユサクおじさんの「シマ」、スラバヤプラザ・ホテルのボール・ルーム。始まりの15分前にロビーへ降りたら、すでに役人のおっちゃんらが集合していた。少ししてスラバヤ日本領事館からSさんもいらっしゃった。
招待されているのはスラバヤ市の観光関係者、新聞、ラジオ、TVなどなど。最初にユサクおじさんが挨拶、この本ができるまでの経緯をさらっと話し、いきなり
「じゃ~ミドリさん、何かコメントがあれば・・・」
とフラれて驚いた。聞いてないじゃん。
「何もありません」
でかわして、次はS領事。さすが公の場に慣れた方だけあり、流暢なインドネシア語でスラスラとお話しされる。聞けばスラバヤ市内だけで500人、東部ジャワでは700人の日本人がいるという。
「日本ではインドネシアといえばバリのことしか知らないといっても過言ではない中で、こうしたスラバヤにフォーカスした日本語ガイドが創刊されるということは、非常に有意義なことです・・・」
と領事から絶賛いただき、作った私も思い切り嬉しかった。
私のように、どこの馬の骨かもわからん一匹狼が何か作っても、なかなか信用してもらえないけれど、なんせ天下の領事館が「いい!」と言ってくれてるんだから有難い。マスコミもみんな信用してくれるだろう。Sさん、ありがとうございます。
そして歓迎のスラバヤ踊りもあったりして
次は東ジャワ州観光局長の挨拶と、公認サイン入れがあり、S領事にはスラバヤ踊りの額と『スパークリング・スラバヤ』が贈呈された。
こうして無事に大盛況のうちに創刊パーティは終わり、ホテルレストランで用意されてたランチを食べて解散。S領事はとっても気さくな方で、
「ミドリさん、今度スラバヤにいらっしゃるときは連絡してくださいね。ここからなら領事館も近いですからね」
と言ってお帰りになった。つい昨日ジャカルタでお別れ味噌カツパーティをした大使館員の友人のことも知っていたので、親近感を覚えてくださったのかも。
スラバヤからジョグジャへの飛行機は1日1本しかないので、用事は終わっても今日はジョグジャに帰れない。ユサクおじさんの「シマ」スラバヤプラザ・ホテルはすでに私の城みたくなっていて、すべてのホテル・スタッフが私を特別ゲストとして扱ってくれるから心地よい心地よい・・・。
まだまだ時間があるので、昔ジョグジャの芸大にいた陶芸家の友人ジェニーに電話して会うことにした。彼女は運良くこのホテルのすぐ近くに実家がある。5月のスラバヤ取材に来たときにも連絡して会ったので、3ヶ月ぶりの再会。
隣にあるショッピング・モールで私が夕飯をおごり、彼女がデザートに有名なアイスクリームの老舗でデザートをおごってくれた。名物はラム種たっぷりのバニラアイス。酒に弱い人なら確実に酔えるってくらい豪快にラムが入ってて感動。
さらに陶芸家の彼女は、最近作ったという陶のピアスまでプレゼントしてくれた。スラバヤには陶芸してるアーティストが少なく、彼女の陶製アクセサリー類はお金持ちマダム達に人気らしい。
盛況な創刊記念パーティ、久しぶりのジェニーとの再会、一仕事終えて大満足なユサクおじさん、気さくでやさしそうなS領事。スラバヤもなかなかイイなぁ~
18日からの美術調査、創刊記念パーティと、ずっと移動しまくり&初対面の人との出会いが多かった10日間で結構身体も疲れていたので、たまのご褒美にホテルの部屋にマッサージ師を呼んで1時間しっかり揉んでもらった。会計をしようとしたら
「いえ、ゼネラル・マネージャーのゲストなので、お金はいただかないように言われております」
だと。
いやぁ~ユサクおじさん、ここまで手をうってあったか~、スゴイ。
ってことで、ユサクおじさんのご好意に甘えて、タダでマッサージまでしてもらい、充実したスラバヤの夜は更け・・・

















































